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Logicool(ロジクール)から販売されている「MX Mechanical Mini」というメカニカルキーボードをご存知でしょうか?
日本では2022年に発売されたもので、当記事執筆時点で発売から約2年半程が経っているため、実際に使用した方や、家電量販店で触ったことがある方、Youtubeやブログなどでレビューを目にした方なども多いのではないかと思います。
私はこの「MX Mechanical Mini」を2022年の10月頃に購入をして約6ヶ月間こちら1本で使用してきました。
なぜたったの6ヶ月だったかというと、前々から購入を検討していた「HHKB」を購入するきっかけがあり、そちらをメインキーボードとして使用し始めたからです。
なのであくまでサブキーボードという位置付けに私の中では降格してしまった訳であり、レビュー記事の冒頭から下げるようなことを書いてはおりますが、結論「MX Mechanical Mini」は素晴らしいメカニカルキーボードです。
念の為補足をしておきますと、私がメインキーボードとして「HHKB」を採用している理由は、「HHKB」の独自のキー配列がプログラミングなどのコード入力に最適だと感じており、仕事柄使用頻度が高いといった理由のみです。
これ以上「HHKB」について書いてしまうと何のレビュー記事かわからなくなってしまうので、「HHKB」について気になる方はよければこちらの別記事をご参照ください!
話を戻しまして、繰り返しますが「MX Mechanical Mini」は私の中ではサブキーボードではありますが、別のメインキーボードがあるにも関わらず売って手放すことなく持ち続けていることにはちゃんと理由があります。
詳しく解説していきます!
商品概要 〜MX Mechanical Mini〜
まずは基本的な商品概要の紹介です。
メーカー | Logicool(ロジクール) |
商品名 | MX Mechanical Mini ※フルサイズの「MX Mechanical」のmini版 |
キーボード種別 | メカニカルキーボード |
軸種別 | 赤軸/茶軸/青軸 ※ホットスワップ非対応 |
カラー | グラファイト |
互換性 | Bluetooth Low Energy Logi Bolt USBレシーバー |
バッテリー | USB-C充電式 |
バックライト | あり |
Mac対応 | 対応 ※Macのキーレイアウトに対応したVerも別売りとしてあり |
マルチデバイス対応 | 最大3台登録可能 |
Logi Options+対応 | 対応 |
価格 | 20,200円(税込) ※楽天市場のロジクール公式店価格 |
価格:20200円 |
補足をしておきますと、こちらの「MX Mechanical Min i」のフルサイズ版は「MX Mechanical」として販売されており、そちらは価格も異なりますのでご注意ください。
またこちらのキーボードはマルチOS対応となっておりますが、Macのキーレイアウトに対応したVerは「MX Mechanical Mini(Mac用)」として別商品として存在します。
価格は同一、カラー展開が「スペースグレー/ペールグレー」の2色展開となっている点が異なります。
使用PCがMac一本という方はこちらをご検討されるのも良いかもしれません。
詳しくはLogicoolの公式サイトをご参照ください!
ちなみに私は使用デバイスが全てMac製品なのでMac用が欲しかったのですが、Mac用は私が購入した直後に発売されてしまったためタイミング悪く断念しました。
ただ、Mac用でなくても全く問題なく違和感なく使用できています。
LogicoolのMXシリーズというと、プロフェッショナルやクリエイター向けに開発された高機能デバイスのラインナップで、特にキーボードやマウスの製品群が有名です。
MXシリーズは、パフォーマンスと使いやすさを重視しており、長時間の作業を支援するための快適さとカスタマイズ性が特徴です
そんなMXシリーズからついにメカニカルキーボードが発売するってことで、発売当時は界隈では非常に注目された商品となっております。
同じMXシリーズのキーボードでいうと、「MX KEYS」というメンブレンタイプのキーボードが人気で非常に使いやすいと好評ですね。
私はメンブレンタイプのキーボードが苦手なので使用したことはないですが、「MX Mechanical」は「MX KEYS」の使い易さを継承したメカニカルキーボードといったところでしょうか。
それでは実際に私が購入をして感じた良い点・悪い点をそれぞれご紹介させていただきます。
なお、私が購入した軸種別は「青軸(クリッキー)」となります。
レビューまとめ
まずは要点からご紹介です。
おすすめポイント |
---|
本体のサイズ感とデザインが非常に良い! |
キーボードの打鍵感が最高に良い! |
Logi Options+を活用することによる作業の最適化が神! |
おすすめしにくいポイント |
---|
価格が高め |
ホットスワップ(軸交換)非対応 |
ひとつずつ解説していきます!
おすすめポイント
本体のサイズ感とデザインが非常に良い!
これはもちろん人によって好き嫌いは分かれる点だと思いますが、私はこのキーボードを初めて見た瞬間に一目惚れしました!
まずはサイズ感です。
商品名称にもあるとおりMiniサイズ版となりますので、無駄を省いたスッキリしたサイズ感になっています!
ただし、Miniとはいえめちゃくちゃ小さいわけではないです。むしろ他メーカーの同等サイズのキーボードと比較をすると、個人的には少し大き目な印象ではあります。
私が併用しているHHKBと比較しても「MX Mechanical Mini」は一回り近く大きくはなっております。
よってとにかく小ささを追求したい!という方には向かないかと思いますが、そうでない方にはむしろちょうど良いと感じるサイズ感だと思います。
本体は小さいながらもしっかりと横幅や奥行きがあるため、タイピング時の指の動きも細かなものにならないためタイピングはすごくしやすいサイズ感だと思います!
そして「MX Mechanical Mini」はHHKBなど他のコンパクトサイズのキーボードと比較をしても薄さに関しては秀でていると感じるので、持ち運びに関してはかなり優れているという印象です!
あと、私は基本やらないのですが「尊師スタイル」できます!
※ノートPCのキーボードの上に「MX Mechanical Mini」を載せて使うこと
私の使用PCはMacBook Airですが、狙ったかのように幅などがぴったりフィットしています!
ただし、使用するPCによってできるできないは当然異なりますし、私のMacBook Airのようにサイズ的にはフィットしても「MX Mechanical Mini」の背面がノートPCのキーボードに干渉してしまい誤作動するといったことも全然あり得ますので、「尊師スタイル」で使用されたい方は適したツールをご使用されるのがよいかと思います!
そして次はデザイン面です。
デザインに関しては、かわいいとかおしゃれというよりは、かっこいい!に全振りしたような印象でした。
本体カラーも「グラファイト」一色展開ですしね!
かっこよさを追求したようなデザインでありながら、無骨さは感じなく、スタイリッシュな雰囲気を感じられるこのデザインが私は非常に気に入っています!
私のデスク環境は黒やグレーが多くなっていますので、このキーボードは私の環境には相性が良すぎるのです。
あと、キーのカラーは濃いグレーと薄いグレーの2色で配置されており、最初は1色でよくね?と思ったのですが、見慣れてくるとこの2色配列がまたいいデザイン感を出してくれて非常に気に入りました!
ちなみにキーが2色になっているのは、指の配置がスムーズになるためのようです。
デザイン性だけでなくちゃんと使い易さを意識されたものだということでLogicoolさんはさすがです!
キーボードの打鍵感が最高に良い!
デザイン面も非常に良いですが、やっぱりキーボードなので打鍵感にはこだわりたいですよね!
私はメカニカルキーボード特有の打鍵感が非常に好きで、「MX Mechanical Mini」にも高い期待値をもっていたのですが、実際に初めて触った瞬間にその期待を裏切らない、むしろ軽々超えてきたくらいの最高の打鍵感という印象でした!
そしてこの最高の打鍵感は、毎日6ヶ月間使用し続けてきた間に一度も色褪せることはなく、現在はサブキーボードではあるもののたまに使用した時に毎回感動するくらい本当に最高です!
ただ念のため言っておきますが、感じ方に個人差はあると思うので、あくまで私にとってはです。
キーボードの打鍵感ってなかなか言葉で伝えるのは難しいのですが、「MX Mechanical Mini」は嬉しいことに全国の家電量販店でほとんど取り扱っているはずなので、お店に行けば試打できると思いますので、まずは実際に触ってみることをおすすめします!
そして「MX Mechanical Mini」には3つのタイプのキースイッチがあります。
青軸 (クリッキー) | 赤軸 (リニア) | 茶軸 (タクタイル) | |
---|---|---|---|
特徴 | キーが重く押したときにカチっとした独特な音がなる。カタカタというよりはカチカチ。 | キーが軽くクリック感は薄いがその分静音性に優れている。万人受けの印象。 | イメージ的にはちょうど青軸と赤軸の中間の位置付け。程よいクリック感で心地よい。 |
どれもすごく良く、かなり悩みましたが私は青軸(クリッキー)を購入しました。
元々青軸のキーボードはあまり好きではなく、赤軸か茶軸の2択で考えていたのですが、「MX Mechanical Mini」の青軸を初めて触った時に今までの青軸の印象がガラッと変わるくらいとても爽快感のある打鍵感だったことを覚えています。
そして気づいた時には頭の中が青軸でいっぱいになってしまったので、結果青軸に行きつきました。笑
カチカチっとしたクリッキー音が非常に心地よく、キーを押している感触も指先にしっかり伝わってくるので、文章を打っている時やプログラミングのコードを入力している時など無心でキーを叩いている時でも爽快感がはんぱないです!
ただし、うるさいです。笑 なので私は基本的に自宅でしか使用しません。
購入当初はオフィスに出社する時に持ち運び使用していましたが、周りの目が気になるくらいの音はしっかり出します。
クレームを受けたことは一度もないですが、気は遣うので場所を選ぶという点だけは知っておいていただけると良いかと思います。
後述する「おすすめしにくいポイント」の方で詳細は記載しますが、「MX Mechanical Mini」は軸の交換(ホットスワップ)に対応していないため、最初の軸選びは非常に重要になります!
よって、家電量販店などの実機で触った上でお好みを判定いただき、あとは「MX Mechanical Mini」を使用する場所などを想定した上で最終的に軸を決定いただくことをおすすめします。
おすすめしにくいポイント
価格が高め
販売価格は、楽天市場のロジクール公式店にて20,200円(税込)です。
まぁ高性能のメカニカルキーボードなので、妥当と言えば全然妥当ではありますが、値段だけ見たら高いのは事実ですね・・。
さすがにキーボードに2万以上も費やすなんて考えられない・・という方からするとなかなか手を出せるものではないかと思います。
多少高くてもしっかりした良いキーボードを使って仕事をしたい!って方は、値段以上の価値をしっかり感じることができるキーボードだと思いますので、自信を持って購入することをおすすめします!
メーカーも安心のLogicoolなので後悔はないはずです!
ホットスワップ(軸交換)非対応
これは購入時の軸選びをミスるとかなり致命的になりますのでご注意です!
メカニカルキーボードには、ホットスワップといって軸の取り替えに対応しているキーボードもありますが、「MX Mechanical Mini」は軸交換非対応です!
よって、後から他の軸にすればよかった・・なんて思ったら、もう買い替えるしか選択肢はありません。。
なので「MX Mechanical Mini」を購入する上では、前述の通り軸の選択が非常に重要になるので、しっかり悩んで検討された上で決定されることを本気でおすすめします!
私は青軸購入で結果満足していますが、やっぱり出先での使用で音を気にしていた頃は、本気で茶軸か赤軸にすればよかった・・・・と後悔することもありました。笑
みなさんは私のように購入後に後悔するなんてことがないように、しっかり好みと使用シーンを想定してお選びいただけると良いかと思います!
おわりに
コンパクトサイズで、高性能で、デザインもかっこよく、打鍵感最高なキーボードをお探しの方は、是非「MX Mechanical Mini」をご検討されてみてはいかがでしょうか!
値段は少し高めとはなりますが、家電量販店などで実機を触ることもできますので、一度触ってみてください!
きっと欲しくなります笑
キーボードは、たかがキーボードと思われる方もいらっしゃいますが、良いものを使用するとタイピングすることの楽しさが芽生えてきますので、仕事も楽しくなると思います!
当レビューを少しでもご参考にしてご検討をいただけましたら幸いです。
価格:20200円 |
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